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湯殿山(ゆどのさん)は、月山南西山腹にある山。標高1,500m。月山、羽黒山と共に出羽三山の1つとして、修験道の霊場でもある。 麓には湯殿山神社がある。 ==概要== 湯殿山は、「出羽三山」(湯殿山、月山、羽黒山)のうち、月山の南西に連なる標高1,504mの火山で、かつては、旧・山形県東田川郡朝日村(現・鶴岡市)と同県西村山郡西川町の境界となっていた〔「湯殿山」(ヤマケイオンライン) 〕。 湯殿山は、古来より山岳信仰の対象とされており、同山の薬師岳の北の中腹の川沿いにある湯殿山神社は、五穀豊穣や家内安全の御神徳があるとされている〔。この神社は、社殿も拝殿もないという点が大きな特徴である〔。なお、湯殿山神社の御神体は、温泉水が湧出する場所にある茶褐色の巨岩で、この巨岩には、温泉水の影響により生じた水酸化鉄がウロコ状の塊となって付着している〔。御神体であるこの巨岩は、「三山奥ノ院」とされる〔。 古来より、湯殿山神社とその周辺の詳細については、「語るなかれ、聞くなかれ」とされており、松尾芭蕉も『おくのほそ道』における湯殿山の部分については、「総じてこの山中の微細、行者の法式として他言することを禁ず。よって筆をとどめてしるさず」と記し、「語られぬ湯殿にぬらす袂かな 」と句を詠むのみにとどめている〔。 現在は、上述の御神体の近くまで道路が通じているほか、湯殿山から月山や羽黒山へ向かう登山路も開拓されてきている〔「湯殿山」(山形県鶴岡市観光連盟) 〕。バスでは、湯殿山神社の直近、徒歩で5分程度の距離の場所まで行くことができる〔。 湯殿山神社の本宮から月山への登山路は、出羽三山参拝の最難所とされており、特に中腹には、「水月光」「石月光」などの岩場が1.5kmほど続き、その間、鉄の梯子や鎖を利用して登らざるをえなくなる〔。なお、湯殿山神社から湯殿山の山頂までの登山道がないため、冬季は、月山道路(月山花笠ライン)の月山第一トンネルの入口や県立自然博物園の裏から、スキーによる登山を行う方が快適とする主張もある〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「湯殿山 (山形県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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